ハリネズミのドライフードはふやかしたほうがいいのか、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
一般に販売されているハリネズミのフードはドライなので、ハリネズミに悪影響などはないのかを解説していきます。
ドライフードのままのメリット・デメリット
ふやかしてあげる場合、ドライフードのままのメリットとデメリットになります。
ドライフードのままのメリットとしては
- 手間がかからない
- 歯周病予防
- 雑菌が繁殖しない
デメリットは
- 顎の力を使う
- 歯が割れることもある
になります。
ドライフードは購入した状態で餌入れに入れるため、すぐにあげることができます。
歯周病予防と雑菌が繁殖しないのは、ドライなので歯茎の間に入ることがありません。
デメリットとしては、顎の力を使うため赤ちゃんや老いてしまったハリネズミは噛み砕くことが難しいこともあります。
とくに大型のドライフードは噛み砕かないと食べられないこともあります。
稀にですが、歯がドライフードに負けて割れてしまったり歯茎が傷ついたりすることもあります。
ふやかしてあげるメリット・デメリット
ふやかしてあげる場合のメリットは
- 顎が疲れない
- ふやかすことで匂いが出る
デメリットとしては
- 手間がかかる
- 歯周病になりやすい
- 腐りやすい
になっています。
ふやかすことで、食べる際に顎を使わないので疲れず食べることができます。
また、ふやかして匂いを出すことでエサを置いた時に気付いてくれます。
デメリットとしては、ふやかす手間がかかります。次の日、食べた後は毎日餌皿を洗わないといけません。
ふやかすと歯と歯の間にエサが詰まったりして歯周病になる確率が上がります。
ドライフードは1日放置しても問題ありませんが、ふやかしたエサは1日経つと腐ります。
腐ったものを食べると下痢になったりもします。
一番めんどくさいのがふやかした餌皿にハリネズミが乗るとエサをそこら中に撒き散らしてしまうこともあります。
どっちのほうがいい?
結局ドライフードのままあげるのか、ふやかしてあげるのかどっちがいいのかですが、個人的にはドライフードのままがおすすめです。
赤ちゃんは親の食べるエサに興味を持ってエサを食べ始めます。
ですので、ふやかしてあるエサにあまりに慣れさせたりしないほうがいいと思います。
ふやかさなくても、エサをハリネズミは食べたい時に食べるので問題ないと思います。
老いてしまったハリネズミに関しては、ふやかしてあげるほうがおすすめです。
顎が弱って食べられなくなってしまう場合もありますし、歯周病も考える時間は少ないと思います。
ふやかしたほうが、めちゃくちゃ食べるのであればふやかしてあげましょう。
個体差が大きいのがハリネズミなので、それぞれに合わせた上げ方が一番です。