ハリネズミが日本で野生化している実態と生息地域はどこらへんなのか、食べ物はどうしているのかを紹介します。
小動物ペットとして人気のあるハリネズミは日本で野生化して生きていけるのでしょうか。
ハリネズミは野生化している?生息地域は?
ハリネズミは日本で野生化しています。
元々ペットで飼われていたハリネズミが捨てられたり脱走したり野生になったとされています。
1950年頃から日本国内で野生化しているハリネズミが確認され静岡県伊東市の伊豆高原付近で保護されるようになりました。
1990年頃には栃木県、神奈川県、岩手県、長野県、富山県などで確認されています。
昔はヨツユビハリネズミだけでなくマンシュウハリネズミもいたようで、静岡県や神奈川県の一部地域で確認されています。
マンシュウハリネズミは朝鮮半島、中国に生息しているので日本と似ているため生息できているとされています。
マンシュウハリネズミ(アムールハリネズミ)だけでなくヨーロッパハリネズミも目撃されているようですがヨーロッパハリネズミは環境が違うためどうしているのでしょうか。
「ニンナ、はじめて出会った小さなハリネズミ。もう二度と会えない、ぼくの宝物。」
この一文で何度泣いただろう。
この本に出会えてよかった❁︎今日本で問題になっている #アムールハリネズミ の野生化についても触れられていて、色々と考えさせられる。#25グラムの幸せ #ハリネズミ pic.twitter.com/80V1vuUCR6
— mai (@rion_hedgehog) November 30, 2019
Erinaceus amurensis マンシュウハリネズミ(アムールハリネズミ)。
名前の通り本来東アジアを中心に分布する種なのですが、日本では静岡などでペットが放され野生化しています。特定外来生物です。 (→ちょっと続きます) pic.twitter.com/pDmYQPyx3z— いーさん。 (@nmrmnk_e_san) August 12, 2021
野生のハリネズミの食べ物
野生のハリネズミの食べ物はコオロギなどの昆虫類、ミミズなどといわれています。
飼育下のヨツユビハリネズミも生きたコオロギやミルワームを食べるので同じようなものです。
野菜なども食べるので、農作物を荒らすこともあるようです。
日本では人生でみかけることのないハリネズミも海外では目撃されるので色々と野生の本能は残っているのでしょう。