ハリネズミを飼育する場合に必ず知っておかなければならない温度、湿度管理方法を紹介します。
温度は何度まで、湿度は何%までが理想か80%70%の湿度を下げる方法を合わせて紹介していきます。
温度管理の目安
ハリネズミの温度管理の目安としては、20℃から30℃になります。
最適な温度としては、24℃から26℃になります。
ハリネズミは20℃以下になると冬眠、30℃以上になると夏眠をしてしまいます。
ハリネズミ全体の基準としていますので、個体差があり寒がり・暑がりな個体もいますので、その子に合わせた気温にしておくことが重要です。
冬眠、夏眠をしてしまうと栄養素を蓄えずに眠ります。
眠るといっても本当に起きない状態なので、栄養が足りずに最悪なくなってしまいます。
仮に起こせたとしても体調不良になりやすく、冬眠・夏眠する利点は一切ありません。
ハリネズミを飼育している部屋には必ず温度計を設置しましょう。
現在では、家の外でも温度管理できるようなものが多く販売されています。
夏の暑さ対策方法
夏の暑さ対策としてはエアコン1択になります。
扇風機は、風を生み出すだけなので温度は下がりません。
部屋温度設定を26℃に設定するのが一番です。
間違って1日エアコン付けずに出かけると熱中症にもなりますので、夏は気を緩めないように心がけましょう。
除湿機能が備わっているエアコンでは、除湿設定で温度を下げつつ除湿するのがおすすめです。
冬の寒さ対策方法
冬の寒さ対策としては2つあります。
ハリネズミのいる場所だけ暖かくする方法と部屋全体を暖かくする方法です。
ハリネズミのいる場所だけ温めるには床タイプと暖突タイプがあります。
床タイプはハリネズミが寝る場所に置く感じです。
ある程度温度を確かめてから使用しておかないと低温やけどに注意が必要になります(基本は大丈夫)
天井タイプは天井に吊るすというよりは付ける感じです。
ちなみに温度管理も可能になっています。
湿度管理
ハリネズミの湿度管理としては40％前後が理想になります。
日本は、高温多湿の国ですので除湿しないと厳しい環境な季節が必ずあります。
冬になると加湿器などを使用する人が多いかもしれませんが、ハリネズミは過湿になると体調不良になりますので気をつけましょう。
60％でも問題のない子はいますし、70％以上で除湿を考えましょう。
除湿出来るものとしては、エアコンと除湿機になります。
除湿機も電動のものと自然のものがありますので好みのものを使用してください。
