ハムスターを飼育するときには夏エアコンなしで過ごすことが出来るのか解説していきます。
温度管理が重要になってはいますが、常にエアコンは必要なのでしょうか。
ハムスターの適温
ハムスターの夏の適温は20℃~26℃になります。
30℃を超えると熱中症の危険性が出てきてしまいます。
ハムスターは体温調節が難しいので、自分で温度を下げることができません。
エアコンなしで生活できる?
エアコンなしで基本的に生活できません。
田舎で涼しい場所であればなんとか生活できるかもしれませんが、都会であればエアコンが必須といえます。
ただし、エアコンも計画停電や停電、故障で止まってしまうこともあります。
ですので他の対策をしておくことも大切です。
見守りカメラや温度管理などをスマホで行うことが出来る場合は、外出していても確認することができます。
エアコンを1ヶ月付けっぱなしにしておくとそこまで、電気代はかかりません。
エアコンは起動して温度を下げる時に一気に電気代がかかります。
ですが、一度温度が下がってしまえばその後は電気代があまりかかりません。
設定温度が26℃ぐらいがちょうどになります。
エアコンの代わりは?
エアコンの代わりとして使うことが出来るのは
- 保冷剤
- ペットボトルを凍らせる
ものがあります。他には扇風機や大理石というアイデアもありますが、この2つが一番になります。
ただ、どちらにしても安定性にかけてしまうのでやっぱりエアコンは大切です。
扇風機
扇風機は音が風を直接当てることで体温を急激に下げてしまいます。
一定の温度に保つことはできずにハムスターにとっては風や音がストレスになってしまいます。
換気や直接風を当てないように工夫して温度管理以外で使うのがおすすめです。
大理石、陶器の床
一時的に涼しくすることができます。
ただ、最近の夏は35℃を超える温度が多いためこの方法では熱中症の危険があります。
何もしないよりは良いのですが、温度自体は下がりません。
保冷剤
ケーキなどを購入した際についてくる小さいものではなく、しっかり商品として販売されているものがおすすめです。
ハムスターが食べないようなものも注意して購入しましょう。
保冷剤をケージの上に置いておけば冷気が下に逃げていきますが水滴に注意です。
タオルを使用したりすることで適温を保てるように試行錯誤するのが大事です。
ペットボトルを凍らせる
使用済みのペットボトルに水を入れて凍らせて保冷剤の代わりにするものです。
ペットボトルも結露、水滴に注意が必要になります。
保冷剤よりも早く溶けるために交換する時間は早くなります。