ハムスターがあくびをする意味とはどんなものがあるのか紹介していきます。
あくびの回数が多いと実は怖い原因があるかもしれませんので、毎日の観察で見極めてあげるのも大切になります。
ハムスターのあくびの意味
ハムスターのあくびは主に3つの意味があります。
- 眠い
- リラックス
- ストレス、疲れや病気
になります。それぞれを解説します。
眠気
ハムスターが眠いときにあくびをしてしまいます。
人間と同じで寝起き、寝る前などに多い行動です。
信頼できる相手の前では眠気を感じている状態でボディーランゲージとしても使われます。
眠気を感じているので、個体差もありますが触ってしまうと不機嫌になる子もいます。
目がうつろで眠そうな状態であくびしている場合はそっとしておいてあげましょう。
リラックス
リラックスしているときにもあくびを行います。
人前であくびをしている場合は、その人を信頼しているという証拠です。
また、環境にも適応していてストレス無く暮らしているということでもあります。
個体差があり、信頼してくれない・あくびを見せてくれないハムスターもいます。
リラックスしていないからあくびが見られないのではなく単にその子がそういう子ということもあるので不安にならないで下さい。
ストレス、疲れや病気
ストレスや疲れ、血流の悪化、病気などによるあくびもあります。
人間も疲れているときにあくびが出ることがあるのと一緒です。
環境の変化によるストレスや運動して疲れてのあくびなどがあります。
他にも血流の悪化によるもの、病気(脳疾患、低血糖、低血圧など)によるものがあります。
病気によるあくびの場合は寝ないのに何度もあくびを多くしていることが多いです。
ハムスターのあくびと生あくびの違い
ハムスターのあくびには「普通のあくび」と「生あくび」があります。
生あくびとは普通のあくびと何が違うのでしょうか。
それは、眠気のないあくびになります。
生あくびは疲れ、ストレス、病気などによる眠気を伴わないあくびです。
ハムスターの生あくびは怖い原因がある?
ハムスターの生あくびは怖い原因があるかも知れません。
運動の疲れ、環境の変化のストレスによる生あくびは問題ありません。
しかし運動していないのに短時間に多くのあくびをしている場合は病気が原因かもしれません。
とくに寝起き、寝る前以外で多く見かける場合です。
脳疾患、低血糖、低血圧などの病気の場合でも生あくびをしています。
あまりにもあくびの回数が多くストレスや疲れがない状況である場合は動物病院に連れて行って診てもらうのがおすすめです。
年齢的に老いている場合は睡眠時間も多くなったりすることもありますので単に年齢のせいかも知れません。
ハムスターがあくびを見たらしておきたいこと
ハムスターのあくびを見たらしておきたいことは、歯のチェック、撮影になります。
よくあくびをするのは寝起きの時間です。
ルーティンでハムスターの寝起き時間が決まっているのであればあくび待機してみるのがおすすめです。
撮影で歯の中を撮影できたらOKですが、撮影できない場合はしっかりと口の中をチェックしてあげましょう。
- 歯の不整合
- 歯茎の出血や変色
- 炎症などの凸凹
を確認します。
かみ合わせが悪くなっていたり歯が伸びすぎていないか確認します。
もし異常に伸びている場合は怪我になることもあるのでカットしてもらうことも必要になるかもしれません。
歯茎から出血していないか、変色していないか人間と同じように確認してあげましょう。
頬袋にも炎症や詰まっているものが無いかも一緒に確認してあげるのがおすすめです。