ハリネズミのダニ症対策方法やダニが発生した際の対処法を紹介します。
アレルギーや防止スプレーやお風呂などの駆除・治療法も合わせて紹介していきます。
ハリネズミのダニ症とは
ハリネズミも人間と同じダニに寄生されることがあります。
ハリネズミに寄生するダニの種類としては疥癬ダニ・ヒゼンダニなどがあります。
それぞれのダニは寄生すると皮膚病を発生させハリネズミの体調を悪化させます。
ダニによる症状としては、痒み・針の抜け・体全体にダニが見えるようになります。
ダニに寄生されると顔にダニが見えたり針が抜けたり普段より痒がったりなどがあります。
大量に発生している場合は目視することができますが、初期段階では動物病院での皮膚検査が必要になります。
皮膚をすこし搔きとったり、テープでフケを採取し、顕微鏡で見るとダニを観察することができます。
ダニの発生原因としては不清潔な環境が考えられます。
とくに購入したショップで多頭飼育や掃除がされていない場合は初期段階で寄生されていることもありますので飼育してから一度動物病院で診てもらうのがおすすめになります。
対策方法
ダニの対策方法としては
- こまめな掃除
- ダニ除けスプレー
- お風呂
- 砂浴び
となっています。
こまめな掃除
ハリネズミのケージ内を清潔に保っていきましょう。
とくに糞尿をしっかりと取り除き、1ヶ月に1回程度は床材の取替がおすすめです。
床材を取替をする際に意外と下に尿が溜まっていることがあります。
ダニ除けスプレー
ダニよけスプレーを1ヶ月以上あけて使用するのもおすすめです。
短期間に使用したり大量に使用するのは逆効果になります。
湿度にも注意して使用しましょう。
お風呂
お風呂に入れるのも効果的です。
ダニよけスプレーかお風呂にしておきましょう。
お風呂のほうが手間がかかりますが、可愛い姿を見れるかもしれません。
お風呂の入れ方はこちら
砂浴び
一番簡単にできますしストレス解消にも繋がります。
購入しないといけませんが、高価ではないので問題ないはずです。
駆除・治療方法
ダニの駆除、治療方法としては動物病院にいくことです。
ダニの寄生が確認された場合は、犬や猫に対して使うダニの駆除薬の容量をハリネズミ用に調整して使用します。
駆除薬はダニの卵に対しては効果が薄いため、間隔を空けて2、3週間ごとに3~4回は投薬、通院が必要になります。
最終的に針が生えたり、ダニが見られなくなるまで経過観察が重要です。